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粘性の高い水ほどマイクロバブルが発生しやすい

DDHRS方式のマイクロバブル発生ノズルを搭載するeco-バブル®は,粘性の高い水ほどマイクロバブルの発生量が増えて,高い曝気効果を発揮するという特徴があります.この性質のために,淡水に塩を加えていくと,塩分の増加に伴って,曝気した空気の酸素が水に溶解しやすくなります.

塩分応答1


実験条件:水温 8〜12℃,通気量 1.95 L/分,水容量 400 L

エアーストンで曝気する場合: 塩分の上昇に伴い、溶存酸素飽和度の上昇速度が遅くなります.
実験例)溶存酸素飽和度が20 %から50 %に上昇するまでに,塩分0(淡水)では12分22秒かかりました.塩分の上昇に伴って溶存酸素濃度の上昇が遅くなり,塩分30(ほぼ海水の状態)ではその約3倍の46'46"を要しました.
eco-バブル®でマイクロバブルを発生する場合: エアーストンと正反対の現象が起きます!
実験例)溶存酸素飽和度が20 %から50 %に上昇するまでに,塩分0(淡水)では6分45秒かかりました.塩分の上昇とともに,溶存酸素飽和度の上昇速度が速まり,塩分30(海水)では,約半分の時間(3分44秒)に短縮されました.